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プロフィールProfile

ごあいさつ

 皆さん、web診察室をご覧いただきありがとうございます。私は平成11年に福島県立医科大学を卒業し、その後12年間福島県内でたくさんの貴重な経験をさせていただき、平成23年に縁があって明石に来ました。私が明石に来る直前の3月11日にあの震災が起こりました。いつ収束するかわからない原発問題のなかで、以前のような自然豊かで輝かしい福島の再生のために力を尽くしている人たちを心から応援しています。私は現在、「たちはら整形外科・肩とスポーツのクリニック」で、主に肩と肘とスポーツ整形外科分野の診療をさせていただいております。私自身も少年野球や高校・大学とラグビーをしており、スポーツによる障害を経験しました。私たちが、少しでも肩や肘の痛み、スポーツ障害で困っている方の力になれたら、そして笑顔あふれる生活に戻るきっかけを作ることができたなら、これ以上幸せなことはありません。

経歴

平成11年 福島県立医科大学卒業→福島県立医科大学整形外科学講座入局
福島県内では、福島医大病院をはじめ、済生会福島総合病院、県立大野病院、白河厚生総合病院、坂下厚生総合病院、星総合病院、松村総合病院、寿泉堂総合病院にて臨床経験を重ねる
平成19年 学位取得(脊椎分野)
     福島医大肩クリニック所属
平成21年 船橋整形外科へ国内留学
     菅谷啓之先生(現TSOC院長)のもとで、肩・肘関節疾患の診断と治療、特に鏡視下手術について学ぶ
平成23年 大久保病院赴任
平成26年 大久保病院 明石スポーツ整形・関節外科センター センター長就任
令和6年 たちはら整形外科・肩とスポーツのクリニック 開院

資格   

医学博士
日本整形外科学会専門医
日本整形外科学会運動器リハビリテーション医
日本整形外科学会認定スポーツ医

所属学会

日本整形外科学会
日本肩関節学会
日本肘関節学会
日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会 (JOSKAS)
日本整形外科スポーツ医学会
日本臨床スポーツ医学会

業績

原著論文
1) 立原久義, 猪股洋一郎, 西堀靖広: スポーツによる肘関節内側々副靭帯新鮮損傷の治療経験. 東北整形災害外科紀要 46(1) , 82-85, 2002.
2) 立原久義, 鈴木幹夫, 横村伸夫: 片開き式頚部脊柱管拡大術に使用したハイドロキシアパタイトスペーサーの骨癒合に対する検討. 臨床整形外科 39(1), 109-114, 2004.
3) 立原久義, 鈴木幹夫, 横村伸夫, 他: 特発性手根管症候群における母指球筋枝走行パターンの検討. 日本手の外科学会雑誌, 20(6), 712-715, 2003.
4) 立原久義, 菊地臣一, 紺野慎一, 他: 椎間関節の炎症は神経根障害を惹起するか? ラット腰椎椎間関節炎モデルによる検討. 臨床整形外科 41(5), 531-537, 2006.
5) 立原久義, 菊地臣一, 紺野愼一, 他: 健常者に対する10秒テストの疫学調査 圧迫性頸髄症患者との比較. 臨床整形外科 41(12), 1275-1279, 2006.
6) Hisayoshi Tachihara, Shin-ichi Kikuchi, Shin-ichi Konno, et al: Does facet joint inflammation induce radiculopathy? an investigation using a rat model of lumbar facet joint inflammation. Spine 32(4), 406-412, 2007.
7) Hisayoshi Tachihara, Miho Sekiguchi, Shin-ichi Kikuchi, Shin-ichi Konno, et al: Do corticosteroids produce additional benefit in nerve root infiltration for lumbar disc herniation ?. Spine 33(7), 743-747, 2008.
8) 立原久義, 紺野慎一, 菊地臣一: Mayfield型頭蓋三点固定器の設置における安全域-解剖学的検討. 臨床整形外科 45(6), 527-531, 2010.
9) 立原久義,菅谷啓之,髙橋憲正,他:小中学生の上腕骨小頭離断性骨軟骨炎に対する積極的保存療法の効果 手術併用例の臨床的特徴. 日本肘関節学会雑誌 17(2), 32-35, 2010.
10) 立原久義, 浜田純一郎, 山口光國, 他: 健常者の上肢挙上に伴う胸郭と肩甲骨の運動. 肩関節 36(3), 795-798, 2012
11) 立原久義, 浜田純一郎, 小川清久, 他: 特発性凍結肩における2種類のタイプ-肩甲骨,大胸筋,腱板筋群からみた病態の相違. 肩関節 36(2), 695-699, 2012
12) 立原久義,菅谷啓之,髙橋憲正,他:少年期上腕骨小頭離断性骨軟骨炎に対する積極的保存療法の効果-手術併用例における術前画像変化-. 日本肘関節学会雑誌 19(2), 87-90, 2012
13) 立原久義,田中日出樹,柴原基: 鏡視下腱板修復術後にドレーンは必要か?. JOSKAS 38(1), 46-47, 2013
14) 立原久義, 浜田純一郎, 平田英幸: 五十肩の病態と機能的アプローチ. Bone Joint Nerve 3(4), 639-648, 2013
15) 立原久義, 柴原基, 田中日出樹, 他: 上肢挙上における胸郭・肩甲骨運動の特徴と年代による比較. 肩関節37(3), 919-622, 2013
16) 立原久義,柴原基, 田中日出樹: 鏡視下腱板修復術後におけるフェンタニル持続静注の鎮痛効果. JOSKAS 39(1), 18-19, 2014
17) 立原久義,柴原基:鏡視下腱板修復術における術後鎮痛方法の検討-フェンタニル持続静注と持続斜角筋間ブロックの比較-.JOSKAS 40(1)30-312015
18) 立原久義, 浜田純一郎,柴原基,他: 腱板断裂患者と健常者における胸郭運動の相違. 肩関節39(2), 375-378, 2015
19) 立原久義, 山本昌樹, 田中日出樹, 他: 鏡視下腱板修復術後における後療法の検討-早期からの自動介助運動と装具装着期間の短縮-. 肩関節39(2), 463-465, 2015
20) 立原久義, 浜田純一郎,山口光國, 他: 凍結肩にみられる3種類の病態. 肩関節40(3), 1012-1014, 2017
21) 立原久義, 浜田純一郎: 凍結肩の3種類のタイプと治療的アプローチの違い. 関節外科36(10), 1062-1067, 2017
22) 立原久義, 北山聡一郎,山本昌樹: 腱板断裂における肩峰下インピンジメントの診断と治療. 臨床スポーツ医学 36(2), 158-165, 2019
23) Hisayoshi Tachihara, Junichiro Hamada : Characteristic Movement of the Ribs, Thoracic Vertebrae while Elevating the Upper Limbs - Influences of Age and Gender on Movements. Open Orthop J 13, 170-176, 2019.
24) 立原久義: プライマリ・ケア医が知っておきたいスポーツ整形外科との連携. medicina 57(7), 1172-1175, 2020
25) 立原久義: 炎症期凍結肩の病態解釈と治療戦略-肋骨モビリゼーションの有用性-. 整形・災害外科 64(13), 1647-1652, 2021


 国際学会発表
1) Hisayoshi Tachihara, Shin-ichi Kikuchi, Shin-ichi Konno: Does inflammation of facet joint induce radicular pain? Using a rat model of an inflammatory facet joint. 32nd ISSLS. Abstracts, 38, New York, 2005.
2) Hisayoshi Tachihara, Shin-ichi Kikuchi, Shin-ichi Konno: Does inflammation of facet joint induce radiculopathy? Appearance of TNF-α in the dorsal root ganglion. 23rd SIROT, Abstract book, 11, Istanbul, 2005.
3) Hisayoshi Tachihara, Shin-ichi Kikuchi, Shin-ichi Konno, et al: Chemical factors released from lumbar facet joints may induce radiculopathy. - Appearance of tumor necrosis factor-alpha in the dorsal root ganglion -. 33nd ISSLS. Abstracts, 121, Bergen, 2006.
4) Hisayoshi Tachihara, Shin-ichi Kikuchi, Shin-ichi Konno, et al: The grip-and-release test (10-seconds test) in healthy volunteers: Epidemiological investigation. Spine across the sea, Abstract book, 47, Maui, 2006.
5) Hisayoshi Tachihara, Shin-ichi Kikuchi, Shin-ichi Konno, et al: Do corticosteroids produce additional benefit in nerve root infiltration for lumbar disc herniation ?. 34th ISSLS. Abstracts P121, Hong Kong, 2007.
6) Hisayoshi Tachihara, Hiroyuki Sugaya, Norimasa Takahashi, Motoi Shibahara: Advantage of conservative treatment featuring scapulo-thoracic control for osteochondritis dissecana of the humeral capitellum in adolescents. 24th SECEC. Croatia, 2012.